なつぞら感想119話「めでたい事なのに心から喜べない社会」

亜矢美が「なつ」と咲太郎の前からいなくなりましたね…。寂しいです。人は本当に“出会いと別れ”を繰り返しています。

時に大事な人との別れも訪れますが、それでも人は前を向いて歩いていかなければなりません。“出会いと別れ”が人を大きく強くさせていくのでしょうね。

 

さて、「なつ」の家には、下山夫婦と神地がやってきました。茜は会社から産休明けからは契約にと!社長は上手に話していますが、社員ではなく作画一枚で計算される契約社員になるよう言われました。

神地も怒っています。茜は職場を辞めることにしたと言います。当時ならまだ当たり前な事かもしれませんが。これは酷い話です。女性は子育てか仕事かの一択なんですね…。

 

「なつ」も浮かない顔です…。そんな中、茜は無事出産しました。赤ちゃんはやっぱり可愛いですね!茜は、この子を置いて仕事にいくなんて考えられないと言いました。母性ですかね!

幸せの価値観は人それぞれですから、ただ、みんながそれぞれ幸せになってほしいですね。スタジオでは「なつ」が、気分が悪くなったようです。

 

診察の後、すごく思いつめた表情の「なつ」は帰宅して、坂場に今日の出来事を話した後「赤ちゃんができた」と報告しました。

坂場は涙を流して喜びましたが、「なつ」の表情は暗く、「仕事を辞めるわけにはいかない、辞めたくない」と話しました。

 

こんなに嬉しい状況に笑顔になれない「なつ」が不憫でなりません…。心から喜んで欲しいです!

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