なつぞら感想117話「立ち止まって考える日にしたいですね!」

「なつ」や、みんなが帰った風車では、亜矢美と咲太郎が飲み直しています。咲太郎は「母ちゃんの子供になれて幸せだった」と、ムーランルージュでの事を思い出しながらしみじみと語りました。

咲太郎は亜矢美に、「ただ生き延びるだけでなく“生きる”事を教えてくれた」と感謝を伝えましたね。確かに戦後は食べていくだけでも大変な時だったでしょうから、“生きる”という人間らしさを教えてくれた事は感謝でしかないでしょうね!

 

子供時代の咲太郎は「なつ」たちを迎えに行くために金儲けの事ばかりを考えていたようですが、それを亜矢美は、迎えに行くために勉強し、そして人を本気で楽しませたいなら本気になって勉強しろと発破をかけました。

また、悲しくなった咲太郎に甘える事を教えてくれたりして、不思議な関係ですがその瞬間は親子だったんですね!

 

二人は親子であり、姉弟であり、親友であったんでしょうね!時には恋人であったかも…とも思うのですが…。

戦後から復興期はこうやってみんなで助け合って生きてきたんでしょうね!忘れてはいけない大事なことです!それから、8月15日は「なつ」の誕生日だったんですね。

 

「色んな事を忘れない為にある日」だと坂場は言い、「なつ」も誕生日が来るたびに、亡くなった父や母、周りの人たちの事を思い出すと言います。

今は幸せな「なつ」も、現在を生きている私たちも、今一度立ち止まって、子供たちの幸せやこの国の未来を考える日にしたいですね。

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