まんぷく第59話の感想「彼らは無実だ」

福子(安藤サクラ)たちの手伝いに出ていた克子(松下奈緒)と忠彦(要潤)が、自宅に帰ってきました。塩も売れず、ダネイホンも材料が枯渇したためのようです。

 

 

萬平たちの無事を克子の子どもたちも心配します。そんな中、長女のタカ(岸井ゆきの)は神部(瀬戸康史)の心配で胸を痛めていました。

 

 

その様子を見た忠彦は、なんとタカと神部の結婚を許すと言い出します。そんな話をしていないと驚く克子をよそに、タカは大喜びします。その頃米軍憲兵雑居房では、神部が取り調べに一人呼ばれます。

 

 

呼び出した米兵に神部は、大阪帝大出の神部を罰するのは忍びないので、本当に事を話すなら君だけ釈放しようと言われます。つまり釈放を条件に萬平(長谷川博己)たちが米軍に反意がある事を証言しろと言うのです。

 

 

しかし、神部は戦後家族も家も失くした自分を拾ってくれた萬平と福子(安藤サクラ)は理想の夫婦だと答え、自分のために嘘など吐くことはありませんでした。

 


神部の証言を聞いていたビンガム曹長は、福子と鈴(松坂慶子)を事情聴取に呼び出します。福子は幼い源を清香軒に預け、鈴と共に憲兵所を訪れます。

 

 

鈴の担当は世良や加地谷から話を聞いていたメイ軍曹です。鈴は自分が育てた娘の福子が選んだ萬平が変な事をする事ではないと証言し、そこから派自分の祖先だとしつこく主張する源義経について雄弁に語り出しました。

 


軍曹は少しげんなりしていましたね。福子はビンガムに自分が英語を覚えた経緯を話し、萬平が無実だというなら証拠を示せというビンガムに証拠はないと正直に話しました。

 


それでも今まで萬平が様々なものを発明してきたが、それは苦労を重ねながら必死に頑張ってきたからだと福子は英語を重ねながら懸命に語ります。

 

 

そして「そんな萬平だからこそ、社員は慕ってついて来てくれた。彼らは反乱を誘う事も無ければ、無実です」と必死に訴えました。

 

 

ビンガムは福子のその様子に耐えられなかったのか「もういい」と一言だけ答えます。
福子は萬平に合わせてほしいと願いますが、それは断られました。

 

 

そこでしたためた手紙を渡してほしいと差し出しました。中を検閲されましたが、萬平を気遣う言葉以外何もありません。福子の想いはビンガム達に届くのでしょうか。

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