まんぷく第57話の感想「魚が獲れない」

萬平(長谷川博己)に手りゅう弾のある倉庫を紹介したとして、世良(桐谷健太)も進駐軍に連行されて行きました。萬平は精一杯庇っていましたが、ついに取り調べを受けることになった世良ですが、その舌弁で進駐軍を相手に、決して負けません。

 

 

後ろで書記をしている人が大変そうでしたね。結局萬平たちと同じ雑居房に世良は入れられます。あの倉庫を紹介したことをみんなに責められ、流石の世良も小さくなりました。

 


萬平は続く取り調べで、その有能さから新兵器を作るのではないかと責められましたが、毅然とした態度で「僕は兵器を作りません」と萬平は答えます。

 

 

「こうして取り調べを受けている間にも「ダネイホン」で栄養失調から救われる人がいるかもしれないのに、米軍と戦うなんてくだらない」と自分の正しさを主張します。

 


福子(安藤サクラ)は三田村(橋爪功)に電話をして助けを求めますが、三田村も今の日本では米軍から萬平を取り戻すのは難しいと言われました。

 

 

それでもあきらめないよう三田村に諭された福子は、萬平たちを信じて希望を捨てないと誓います。そんな福子の元にラーメン屋の清香軒の夫婦とハナ(呉城久美)が、新聞を見て訪ねてくれました。

 


差し入れのラーメンを口にして、ここ3日間ほとんど職を口にしていなかった事に福子は気づきます。手りゅう弾なんて誰も使っていなかったと思っていた福子ですが、清香軒の夫婦から客が爆発音を聞いたと言う話を聞いたと教えられます。

 

 

福子たちにも手りゅう弾が魚獲りに使われていたのではないかと思いいたったその時、進駐軍が手りゅう弾を使っていた高木たちを連れて、福子たちの元にやってきます。
どうやら本当に手りゅう弾で魚が獲れるか試しに来たようです。

 

 

福子たちには目もくれず。高木たちを浜辺に進駐軍は連行します。慌てて福子と鈴(松坂慶子)も後を追いました。しかし、米軍が投げた手りゅう弾で魚は一匹も浮いて来ませんでした。

 


高木たちは驚きますが,進駐軍の兵は、これで嘘だと証明されたと冷淡な対応を獲ります。何度も爆発物で漁をすると魚が寄って来なくなると言いますからね。

 

 

今回はそれが最悪のタイミングで成立してしまったんでしょうか。高木たちを連れて立ち去ろうとする萬平たちの取り調べをするビンガム曹長に、福子は自分の夫はそんな事をしないと英語で初めて抗議をしました。

 


ビンガムは萬平の毅然とした態度や、夫のために必死に英語で抗議する福子にどうやら心を動かされているようです。ビンガムさん判ってくれるといいなぁ。

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