まんぷく第27話の感想「ハンコ売ります」

萬平(長谷川博己)は福子(安藤サクラ)の言葉から、今世の中の人は、焼け出されたりして自分を証明するハンコすらない生活を強いられてると知り、ハンコを作って売り始めました。

 

市場で福子たちが客から名前を聞いて申込用紙を記入してもらうと、子どもたちが木を切って丸く形を作って、それに鈴(松坂慶子)が名前を入れて、克子(松下奈緒)が大まかな堀を入れ、萬平が丁寧に掘り出します。

 

注文は次々あり、鈴が忙しさに値を上げるほどでした。家族みんなで頑張り合い、一週間で三百円以上の売上を上げる事が出来ました。子どもたちは大はしゃぎです。

 

福子はそのアイデアを思い付いた萬平を褒めたたえ、萬平それは福子のおかげだと返しました。克子は眠る子供たちを見ながら泣いていました。

 

すいとん以外の御飯が食べられると喜ぶ子供たちの姿をなぜ夫の忠彦(要潤)に見せられないのかと泣いていました。見かけた福子はきっと帰ってくる、絶対だと慰めます。

 

鈴はそんな福子に「絶対なんて言ってはダメ」といなしました。そしてそんな風に克子たちを気にするより自分たちの事を気にしなさいと言い出します。そう、子どもを作りなさいと再び急かしだしたのです。


しかしハンコ作りに鈴の部屋を使ってしまい、福子たちは鈴と寝床を一緒にしています。子どもなんて作れないという福子に、鈴は自分を邪魔だと言われたように思い、拗ねて部屋を出て行きます。

 

心配する福子でしたが、忠彦のアトリエで眠り込む鈴を見つけました。とはいえ、萬平たちは居候の身です。子どもはまだまだ先だと二人は話し合いました。


そんな中ハンコを打っていると、福子は友人の敏子(松井玲奈)と再会しました。出征前に結納を交わした相手が帰って来て、結婚したようです。ハナ(呉城久美)も無事で、結婚して少し離れた場所で暮らしているようです。

 


福子は友人たちの無事が嬉しくて、夜みんなでハンコの内職している時に喜々として話します。しかしみんなハンコ作りに疲れ切って話を聞いてくれません。

 

そこで福子はみんなでしりとりをして、仕事の辛さを軽くしようと提案しました。福子はこうやって辛い時も、明るくその時間を過ごせるアイデアを毎回出してくれますよね。

 

そんな風に少しずつ辛い時代に、明るく過ごせる生き方を模索する福子たちでした。そんな中、おや?泥棒が福子たちの家に?

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