まんぷく第34話の感想「15人の男たちのお世話」

神部(瀬戸康史)が塩づくりを手伝ってくれる男たちを、何人も連れて帰ってきました。その数は神部を入れて15人にもなります。鈴(松坂慶子)はこの大男たちを福子と二人で世話をしなければならず、怒り心頭です。

 


幾人か帰ってもらおうと言いますが、泉大津まで着て貰って帰れでは、男たちを怒らせてしまうと、福子(安藤サクラ)に返されてしまいました。その際土下座して謝れるのかと言われ、鈴は武士の娘としての矜持がそれを許しませんでした。

 

 

しかし、どう考えても、お金が全くない福子たちが、急に15人も男たちの世話をするとなるととんでもないですよね。鈴の言う事もわかります。

 


岡幸助(中尾明慶)を初めとする男たちは、兵隊帰りで職もなく、毎日食べることも困っていたので、ありがたいと感謝されます。一応、今のところ怪しげなメンツは居ないようですね。

 


みな、仕事と食べる事、寝られる場所に安心しているようです。しかし鈴は食費や寝床に風呂の世話まである中、塩はいつできるのかと萬平(長谷川博己)に問います。

 


萬平はまだ塩を作れる機材の準備が出来ていないから、一週間後だと答えました。
その上、資材も揃っていないので、さらにお金が必要となります。福子は近所で自分がまたお金を借りてくるからと答えました。

 

 

本当萬平はまず何かをするためにお金を貯めようと考えず、「こうしたら、いつか人の役に立つ」と考えて動き出してしまう人のようです。加地谷(片岡愛之助)も苦労したんだろうな。

 

 

翌日から塩づくりに必要な鉄板を使った作業台作りが始まります。福子は再びハナ(呉城久美)の夫にお金を借りようと頭を下げ、塩の販売に必要な申請をしに役所に出向き、来週にでも立ち入り検査をしてもらうようお願いしました。

 

 

働きだすとも男たちは食事の少なさに文句が出始めます。男たちの世話にくたくたになった鈴は、近所のラーメン屋にやけ食いをしに行き、不平を漏らしていました。

 


それを聞いたラーメン屋の主人たちが、出前をして夕食にラーメンを用意してくれました。男たちはそれを喜び、福子たちも夕食の準備が楽できたと喜びました。萬平もすっかり社長の顔を取り戻します。はたしてこの自転車操業は上手くいくのでしょうか。

 

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